◆C024.花芽の分化と発育の過程 花芽の分化について、農林水産省茶業試験場の中山仰博士が詳しく研究されています。 |
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◆C025.腋芽 腋芽とは、芽の包葉の付け根(葉腋)の内側にあり、成長点をもっている芽が伸びると腋芽の生長は抑えられます。しかし、芽が生長を停止すると、腋芽が生長をはじめ、花芽の分化を起こします。 |
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◆C026.頂芽に花芽がつく理由 花芽の分化を起す芽の多くは頂芽です。側芽というのは、相対的に栄養状態のよい強い枝から出る芽で、そこから出た芽もまた強い。しかし、花芽の分化を起しやすい三番茶生育時期の頂芽は、伸び切れなかった弱い芽の場合が多い。そのため、花芽はほとんどが頂芽に多くつくのです。しかし、弱い頂芽であっても花芽の分化を起しやすい時期に摘採をすると、腋芽が採られるため花は咲きません。 |
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三番茶を摘採すると、花芽の分化はほとんど起こりません。また、二番茶後に整枝を行った場合、出開き芽が取り除かれた分だけ花芽の分化を起しにくくなります。右表は、整枝、剪枝の処理時期や深さによる花芽の分化の違いを比較したもので、このデータから剪枝によって花芽の分化が抑えられることがわかります。 |
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