基本編ロゴ[幼木]4.幼木の生育と落葉

12月に摘葉した場合の一番茶の生育
処理
芽長(cm) 芽数(枚) 出開き度(%)
頂芽 5側芽平均 頂芽 5側芽平均 頂芽 5側芽平均
全数落葉区
2.1
1.1
6.0
4.1
100
100
半数落葉区
9.1
4.6
6.5
4.7
38
93
対照区
9.6
5.9
6.2
5.0
14
97
4月の落葉による減収尺度
落葉量
摘芽重
芽長
推定値(g)
同指数
減収率(%)
推定値(g)
同指数
減収率(%)
100
117
100
0
119
100
0
90
113
97
3
115
96
4
80
110
94
6
110
93
7
70
106
91
9
106
89
11
60
103
88
12
102
86
14
50
100
86
14
98
82
18
40
96
83
17
94
79
21
30
93
80
20
89
75
25
20
90
77
23
85
72
26
10
86
74
26
81
68
32
0
83
71
29
77
65
35

※やぶきた4年生/S.37.4.12摘葉/ 同.5.17調査
◆Y008.落葉の影響

幼木において落葉がどのように影響するかを試験した結果があります(1958〜1959年)。
右の表は12月に葉を人為的に摘み取って、残した葉数ごとに翌年の一番茶芽の生育について調査したものです。この試験結果によると、芽長は35%、摘芽重は30%まで減収し、冬期の落葉が翌年一番茶に大きく影響することがわかります。


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