◆A005.茶工場単位で綿密な摘採計画を
お茶は収穫期が極端に集中しやすく、摘採後すみやかに製茶する必要があるため、茶工場の操業に合わせて摘採計画を立てなければなりません。この計画部分で、協同の難しさを感じている茶組合も多いと思います。
一方で「いいお茶づくり」という目標を真剣に考えている工場では、綿密な生産計画を立てられていて、実際にいいお茶をつくり順調な運営が実践されています。
悪い生葉が混入したら、工場全体の品質低下につながります。良いお茶をつくるためには、地域全体の茶園状況を把握した上での話し合い、気温や気象状況のチェック、工場操業の計画、そしてそれらを取りまとめる強力なリーダーシップをもった人材がいることが理想です。そして、いいお茶を安定的に生産する目標をクリアするために、年間を通じて個々の茶園管理にまで協同化が及んでいくと、均質な生葉の確保が可能になってお茶の品質が向上し、組合員全員の経済性を高めることにつながっていきます。
茶園カード
No. |
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住所 |
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摘採
方法 |
一条 |
可搬 |
氏名 |
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面積 |
m2
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品種No. |
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品種名 |
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畑No. |
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字名 |
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茶期
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摘採日
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整枝日
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農薬名
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最終散布日
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揃え
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備考
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一茶 |
月 日 |
月 日 |
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月 日
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中刈 |
月 日 |
月 日 |
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月 日
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二茶 |
月 日 |
月 日 |
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月 日
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中刈 |
月 日 |
月 日 |
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月 日
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三茶 |
月 日 |
月 日 |
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月 日
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四茶 |
月 日 |
月 日 |
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月 日
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月 日 |
月 日 |
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月 日
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※薬剤散布は安全基準日+1日を経過したもの。
※摘採申込は6日前から3日前の12時までに申込のこと。
※申込後は変更できない。
中原茶生産組合
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中原茶生産組合
左は枕崎の中原茶生産組合で使用している茶園カードです。この茶園カードによって各組合員から茶園ごとの摘採計画を把握して、茶工場の稼働計画を立てています。
このしくみにより組織単位での品質向上と茶工場の稼働率アップが可能となりました。
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