摘採後の更新を話し合う

◆A006.来年の摘採にむけて

一年の集大成ともいえる一番茶の収穫を終えたとき、みなさん様々な感想と反省をもって茶園を見ることと思います。来年の摘採を今年よりもさらによい結果とするためには、二番茶の時期から翌年のことを考えた茶園管理を行っていく心構えがほしいですね。
私は、講師として各地で指導を行いますが、秋整枝前に「翌年に向けての管理を」と言われることが多い。でも、秋整枝では遅いのです。茶樹の生育を良好にし、翌年の芽を良い状態にするには、二番茶収穫後から整枝、更新、深耕などの茶園管理を行うことが重要なのです。