◆Y005.ビニール被覆の仕方
ビニール被覆挿しの場合は主に秋挿しが多く、9月〜10月が挿し木の適期ですが6月にも使います。秋挿しの場合は、挿し穂も二〜三番茶の枝から取ります。
普通挿しと同様の挿し木床をつくり、挿し木後十分に潅水してから、挿し床に高さ40〜50cmのトンネル被覆をします。このとき、挿し木床を気密にするため、ビニールの裾部を地中に埋めるようにします。さらに、挿し穂の葉焼けを防ぐために、その上から遮光率75〜80%の覆いをかけます。
寒冷紗はビニールとの間隔をあけて掛けた方が、トンネル内の昇温を防ぎ活着率が高くなります。
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