成虫(体長0.15〜0.2mm)

発生消長

チャノナガサビダニはある程度成熟した若葉に寄生することが多く、4〜6月と9〜10月に発生します。主に葉裏に寄生しますが、発生が多いと葉表にも現れ、キナコを振りかけたように見えます。被害葉は褐変して葉全体が萎縮して裏に向かって曲がり、被害がひどいと落葉する場合もあります。

被害葉

●防除

カンザワハダニ防除時に同時に防除できます。葉裏に十分かかるように薬剤を散布します。

●主な登録薬剤

サンマイトフロアブル1,000倍
（オマイト乳剤1,500倍、ダニトロンフロアブル1,000倍、マイトサイジンB乳剤1,000倍でカンザワハダニ防除時に同時防除できる）