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基本編ロゴ[生理生態]2.芽

◆C005.芽の種類定芽・不定芽・頂芽・側芽

芽には、深刈りしたときに枝から直接出てくる不定芽と、葉の基部の定められた位置から出る定芽とがあります。中でも養分が潤沢に送られてくる太い茎の芽はとても発育がよく、逆に細い茎についた葉から出た芽は小さくなります。

 

 

   
●側芽
側芽とは、茎と葉の接合部から出る芽のこと。
●頂芽
枝から伸びた茎の頂点に出る芽。
●不定芽
整枝などにより不規則な位置から出る芽。

 

C006.越冬芽はこんな形

秋に越冬芽が形成されます。ですから、秋の葉の付き具合が茶樹の養分生成能力を決め、越冬芽の形成に大きく影響し、一番茶の品質・収量を決めるのです。

● 越冬芽が大きいほど一番茶の芽も大きく、開葉数も多い。

越冬芽は、9mm以下のサイズで越冬します。温度が上昇して成長が進み9mm以上になると萌芽する危険があります(9mm以下では萌芽しません)。だいたい、平均気温が10℃以上になると動き出します。


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