寒害や寒風害にあいやすい場所というのを把握していますか。 3月号:寒害 |
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◆W011.寒風害にあいやすい場所 障害物のない平坦な茶園や、低地から強い寒風が吹きあがってくるような茶園は寒風害にあいやすい。寒風が吹く時期に主としてどの方向に吹くか把握しましょう。対策としては防風垣を立てるなどの対策も考えられますが、立てることによって冷たい空気がたまり、寒害・凍霜害を受ける可能性もありますから注意が必要です。 |
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◆W002.寒さに強い茶園をつくる 冬の寒さが厳しい産地では、栽培体系を寒地型にします。寒さで表面が被害に遭っても、茶樹の中身は打撃を受けない茶園の造り方をすることで園相を維持します。 具体的に一例をあげると、三番茶は収穫せず秋整枝をやらずに、葉を相当量つけたままで越冬します。寒さが来たときに表面がやられても春に整枝をかけた後には青々とした葉が出てきますから生産が維持できます。 |
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◆W003.裂傷型凍害 幹枯れ、鮫肌状の症状が出る寒害で、盆地状の茶園で極端な低温にあった場合や、幼木園での被害が多い。 冷たい空気が停滞する園では注意しましょう。 3月号:寒害 |
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