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タイトル  

[馬喰橋]掛川市葛川

成滝道標から1kmほど先の大きな交差点で東海道は逆川を渡り、そこに架かるのが馬喰橋です。ここから道が広くなっており、東海道は交差点をやや南へ折れながら直進して馬喰橋を渡ります。馬喰橋は昭和62(1987)年に建立された近代的なコンクリート橋で、全長50m幅16m。馬をイメージした親柱のデザインが、近代的でありながら歴史を醸し出す掛川の町づくりを象徴しています。

 

江戸時代の馬喰橋

『掛川誌稿』によると馬喰橋は土橋で、長二十三間(約41.8m)とあります。

 

 

馬喰橋
馬喰橋(円内は蘭鋳)

[葛川一里塚]掛川市葛川

馬喰橋を渡って左側(南側)のたもとに葛川一里塚があります。直径1mほど小さく盛り土され、一里塚らしい松の木と植栽を施した小公園に整備されています。
葛川一里塚の敷地内に秋葉常夜燈があります。建立年はわかりませんが燈篭に電球が入った新しいもので、形は他の常夜燈と少し違っています。

葛川一里塚
葛川一里塚
葛川の秋葉常夜燈

[もちや]掛川市葛川

葛川一里塚の東海道を隔てた向かい側には、掛川名物振袖餅を商う和菓子屋「もちや」があります。店の案内によれば、振袖餅は、近くにあった諸病平癒のご利益があると参詣の多かった観音様に参る人々から土産として好評で、十辺舎一九も京へ上る折に買い求めたと伝えられています。

振袖餅
 
名物振袖餅 6ヶ入\600
もちや外観
もちや

[葛川一里塚跡道標]掛川市葛川

もちや敷地内に東海道に共通して建てられた道標「葛川一里塚跡」があります。
一里塚は東海道の両端に盛り土して木陰となる木が植えられていました。この道標は、北側の葛川一里塚の位置を示しています。

葛川一里塚跡道標
葛川一里塚跡道標

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