You are here: TOPPAGE> 歴史探訪案内> 昔ばなし> 第15回 鍵島の水> 鍵島はどこか |
鍵島はどこか
図絵に記された「鍵島の水」の冒頭は、「金谷の宿の北に榛原郡五箇村と云ふ有り…」とあり、この五箇村というのは榛原郡金谷町五谷地区のことである。江戸時代には俗に「志戸呂五ヵ村」と呼ばれ、番生寺村、竹下村、牛尾村、横岡新田村、島村の五つをさした。 島村、現在の金谷町島は、国道金谷バイパスにかかる新大井川橋の右岸のすぐ北側で、碑義理地蔵尊の里として知られているところである。江戸初期の寛永年間(1624〜1643)、島村の庄屋であった山田家が、自家の敷地内に自然石の地蔵を祭ったところ霊験あらたかであったことから信仰をあつめ、現在でも日限地蔵尊の里して知られる。
|
*参考文献 | 『遠江古蹟図絵』解説 神谷昌志 (有)明文出版 |
昔ばなしのもくじ |鍵島の水 |大井川と弘法大師伝説 |鍵島はどこか | |
お気軽にご意見ご感想をお寄せください。
お茶街道文化会
主催:カワサキ機工株式会社