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カワサキ機工 挑戦期の機械
研究茶園 川崎園
研究製茶工場
昭和3年、牧の原大地の一角約三町歩を開墾し、茶の種をまきました。川崎園研究茶園の始まりです。もちろん、機械メーカーとして研究開発、テストが重要な目的のひとつでしたが、もうひとつの目的は、当時、牧の原の茶は下級茶とされ、国内向けにはあまり好まれなかったため、研究茶園では良質の茶をつくり、直接消費者に販売して銘茶の産地として世に伝える一助を担いたいとの構想でした。茶の種をまいてから4年目ころから茶摘みがはじめられ、当時、一番茶の時期には、茶園から揃いの手ぬぐいを姉さんかぶりにした茶摘み衆が唄う茶摘唄が聞こえてきたそうです。この川崎園は、大戦により一時休業を余儀なくされましたが、現在も発足当時の精神を忘れず静岡のお茶のおいしさを世に伝える茶業を続けています。
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お茶街道文化会
主催:カワサキ機工株式会社