第8回粗揉-3 『粗揉の速度と強さ』 |
|
||
|
8-4.粗揉機の出し度
8-4-1.時間は大きく影響する
しとりを保って表面乾燥していたのが、限界含水率を過ぎると内部乾燥期間に入り、芯水が残って表面だけが乾燥していく上乾きの状態になってしまいます。限界含水率まで粗揉機で乾燥させて、中心の水分を揉み出す揉捻の工程に移すわけです。
|
||||||
粗揉機からあがった茶葉をひとつまみ掴んで、人さし指と親指で2〜3回押してぬめるような感じです。この指で押す強さは、揉捻のおもりと関係します。おもりが重ければ強めに押して、揉捻にかけてちょうどいい状態になっているかを指で確認します。
|
||||||
|
粗揉の出し度は触感でマスターしましょう。 第9回では揉捻をおしえていただきます。 |
シバタ塾TOP |8-1.最適乾燥速度とは |8-2.揉み手バネ圧の調整 |8-3.葉ざらい手と底竹のすき間 |8-4.粗揉機の出し度 | |
お気軽にご意見ご感想をお寄せください。
お茶街道文化会
主催:カワサキ機工株式会社
ochakaido@ochakaido.com