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タイトル  

[三差路]掛川市十九首

仲町の交差点から0.7kmほどで、東海道は二股に分かれた道の右手に進みます(右手の掛川信用金庫が目印)。ここからは十九首という町で地元の人は「ジュウクショ」と呼び、平将門にまつわる伝説が残る町です。交差点には十九首塚への道標が建てられています。

十九首の三差路
十九首への道標

[東光寺・秋葉常夜燈]掛川市十九首

三差路を過ぎて一つ目の角を右に逸れてすぐに成田山東光寺があります。山門前の碑には「成田山遥拝所」と刻まれています。
十九首塚に祀られるとされる将門の本拠地は千葉県成田山であるためか、十九首塚隣にある東光寺は明治10年に本山の心勝寺より不動明王の霊を移して祭り、大正時代に遠州で唯一の遙拝所として認可されたそうです。

山門横には秋葉常夜燈があります。年号は無く塔の上部は新しいもののようですが、礎は年代を重ねており当時からこの場所に常夜燈があったものと思われます。

成田山遥拝所の碑・秋葉常夜燈
成田山東光寺

[十九首塚]掛川市十九首

閑静な十九首町の東海道から少し逆川側へ入ったところに十九首塚があります。十九首塚は、藤原秀郷が平将門一門を討伐してその首を弔った塚と伝えられており、昔は十九基あったものが時代を経て減ってゆき、将門のものと思われる大きな一基だけが残されたといわれます。
町内の人々は十九首様を町の守り神として、悲願と命日にあたる八月十五日に供養祭を行っているそうです。

 

関連リンク

●昔ばなし「十九首の首塚さま」
●昔ばなし解説「十九首首塚伝説の形成」

 

十九首塚入口
十九首塚

[逆川橋]掛川市十九首

静かな十九首の住宅街をぬけ、県道37号とのT字路を西へ150mほど進み逆川橋を渡ります。橋を超えるとすぐに国道一号線と交わる二瀬川の交差点で、ここから大池橋までの町並を二瀬川といいます。逆川と倉真川の合流している地点で、二つの川を渡ったことから二瀬川と呼ばれました。

東海道は二瀬川交差点を左折してしばらく国道と合流します。T字路から二瀬川交差点までは歩道が整備されて歩きやすい道ですが、国道一号線大池橋あたりは車両交通量が多くなります。

 

 

県道と交差するT字路
逆川橋

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