[古宮橋]掛川市日坂古宮
高札場からゆるやかな坂道を下ると、逆川(サカガワ)にかかる古宮橋を渡ります。かつてはこの橋が宿西端の標しで、現在は下町と古宮の町境にあたります。
当時の記録によると、古宮橋は長さ十三間、幅三間の高欄付きの板橋だったといいます。現在架かっている橋は昭和43年竣工のコンクリート橋ですが、趣豊かな木の高欄に改修中で平成13年春に完成予定です。
[秋葉常夜燈・若宮大権現]掛川市日坂古宮
日坂宿の西端、東海道から粟ヶ岳方面への道の交差した所に秋葉常夜燈があります。柱部分に「弘化二年(1845)」「驛中安全」と刻まれています。
[村境の石碑]掛川市日坂古宮
東海道と粟ヶ岳への道との交差点からは、右手に本宮山を抱くゆるやかな上り坂です。秋葉常夜燈から50mほど先の右手、事任八幡宮の本宮入口の手前に、日坂村と東山口村の村境を示す石碑が建てられています。
ここから西、東海道はふたたび国道1号線に合流し、奈良時代の遷宮と伝えられる事任八幡宮、伊達方村へと続きます。
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