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国道1号線から宿場を100mほど歩くと右手に秋葉常夜燈があります。日坂宿はしばしば火災にあっているためか秋葉信仰が盛んであったらしく、宿内には三基の秋葉常夜燈があります。 ここ本陣入口の常夜燈は安政三年(1856)の建立で、 秋葉山のほかに駅中安全とあるのは火災を恐れる気持ちの強さを示していると言ってもよいでしょう。また常夜燈は街道に面して建てられており「道標」の役割も果たしていたといわれています。
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本陣跡は坂口町まで含めたほぼ宿場の中心にあたり、現在日坂幼稚園があります。ここには、本陣の門扉を再現し、本陣の歴史を伝える案内板が掲げられています。
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秋葉常夜燈と日坂宿本陣の間(街道の右手)に、「日坂本陣跡」の東海道の道標があります。「←掛川宿境まで一里三十一町|金谷宿境まで一里二十三町→」金谷宿への道程の方が短くても、小夜の中山峠を越える旅路は徒歩の旅人にとって遠く感じられたことでしょう。 |
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