[秋葉常夜燈・庚申塔]掛川市日坂下町
相伝寺参道の入口に秋葉常夜燈があります。建立は天保十年の銘があり、高さ2.7mほど。位置はほとんど移動されていないものと思われます。
また、相伝寺境内に古い庚申塔があります。
庚申信仰の盛んな頃に宿内の講連中が建立したものらしく、日坂宿世話人の名が刻まれています。船形向背に六臂三面(ろっぴさんめん)の立像で、その形状から馬頭観音とも考えられます。側面に「文化四丁卯七月十四日」とあり、文化四年は1807年。
十辺舎一九が『東海道中膝栗毛』を出版し、第二次東海道ブームとなった1802年から5年後にあたります。
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