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シバタ塾
第11回 中揉-2『中揉機・理想的な中火茶をつくる』
11-2.揉み手バネ圧

11-2-1.揉み手のはたらきとバネ圧調整の効果

胴内回転図
中揉機の回転

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バネ圧を調整すると、どんな効果が得られますか。



中揉機は、胴回転の2倍の速度で揉み手が回転しています(*1)。これによって、茶葉を持ち上げながら、良く揉み込む機構になっているわけですが、原料の質によって乾燥収縮の度合いが異なるため、中揉に入ったときの茶葉のカサに違いがあります。そのカサの違いによって、揉み手がよく揉み込むバネ圧になるよう調整する必要があるのです。 中揉でしっかり揉み込んだお茶は、形がよくツヤのあるお茶になります。

*1:カワサキ機の場合

11-2-2.原料によって調整

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中揉機のバネ圧は、原料によって調整するのですね。


そうです。バネ圧は、みる芽は強めに、硬葉は弱く調節します。
硬葉ほどバネ圧を弱くするのは、揉みを弱めるのではなく、カサが多いからです。揉み手が揉みこむように原料によって調整するのですよ。

バネ圧のポイント 標準バネ圧調整
  バネ圧
みる芽 6〜7kg
普通芽 5〜6kg
硬葉 3〜4kg
番茶 2kg以下

11-2-3.揉み手バネ圧計測のし方

バネ圧計測のし方
バネ圧調整し方の図

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では、中揉機のバネ圧はどうやって計測するのですか?


中揉機はコイルバネの押している方向に計測します。揉み手先端と胴とのすき間がもともと2cm開いていますから、これが7cmになるまで(つまり5cm)引っ張って、バネ秤の目盛りを読みます。
計測した揉み手のコイルバネの押し込み具合を見て、他の揉み手を調整しましょう。


 


バネ圧を原料によって調整しましょうね。
次は『排気温度について』です。

 

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シバタ塾TOP 11-1.回転数 11-2.揉み手バネ圧 11-3.排気温度 11-4.風量 11-5.出し度

 

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主催:カワサキ機工株式会社