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シバタ塾
第13回 乾燥・荒茶『乾燥と荒茶の保存』
13-4.合組・見本をとる

13-4-1.合組機で均一にする

合組機
合組機のしくみ
shiba
さて、投入された生葉が乾燥機で荒茶になるところまできました。このあとの作業は?


できた荒茶を均一に混ぜます。 投入された生葉は、大型の工場ほど品質差があり、入れた時間によっても違いが出ます。 これを混ぜる機械が合組機。蓄積された荒茶を縦にスライスする方式と、旋転して混ぜる方式とがあります。

13-4-2.正しく見本をとる

shiba
合組のところで注意することは?



見本の取り方です。 合組したあと、均一にされた茶葉を見本に取りましょう。
混ぜないで、製茶を終了した最後のお茶を持っていったら、製品と違う見本になってしまいます。製品を均一にして見本をつくることで市場で正しい評価を受けるし、荒茶が均一なことは製品としての信頼にもつながりますからね。

 

自動計量袋詰機
段ボール梱包

13-4-3.梱包する

shiba
合組が終わって見本をとったら、梱包ですね。



計量して梱包します。一般的な梱包方法は、30kg(または20kg)入の「大海(ダイカイ)」という袋に詰める梱包。これは重労働なので、最近では設定量に計量して自動梱包する計量袋詰機があります。
また、買い手の依頼により段ボール箱詰めにするところも出てきました。


では、1999年の締めくくりに
柴田先生から
「製茶技術の将来について」をお話していただきます。

 

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シバタ塾TOP 13-1.乾燥工程 13-2.乾燥機の出し度 13-3.いい荒茶とは 13-4.合組・見本 13-5.製茶技術の将来

 

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主催:カワサキ機工株式会社