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シバタ塾
第9回 揉捻『新しい時代の揉捻』
9-4.おもりの調整(加錘量)9-4-1.加錘の目安
揉捻機のおもりはどのように調整するのですか?
分銅の重さは、原料によって下表のように加減します。投入当初は荷重を多くし、20〜30分してから3〜4回の段階で徐々に戻して(軽くして)いきます。
加錘の目安 みる芽 普通芽 硬葉 番茶 加錘 40〜60% 60〜80% 80〜100% 100% 9-4-2.加錘調整のタイミング
おもりを戻すタイミングの目安は?
錘の位置と%重いまま揉んでいると、揉捻がすべり出します。すべるというのは、揉盤のヒルのところに葉が平たく付着してしまうこと。おもりを戻すとこれがなくなりますから、それをくり返して加重を落としていきます。
また、粗揉工程の取り出し度が若いと、茶葉の汁液が出てグシャ揉みになりますから加重を軽く、遅出しだと団子になったり動きが悪くなったりしますから加重を重くします。
揉捻の最後にまとめでおさらいをしましょう。 |
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主催:カワサキ機工株式会社