第10回中揉-1 『中揉の総論と中揉み機』 |
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10-3-1.中揉み機の熱風温度
粗揉工程の熱風温度調整表(茶温34℃) ※この表は茶温34℃の場合です。
中揉み機の熱風温度の調整は、基本的に粗揉機熱風温度の計算方法と同じです。
粗揉機の熱風温度は、製茶するときの気温や湿度を基準に決めましたね。
湿り空気線図を使って求めます。
そうでしたね。熱風温度は、設定茶温(34〜36℃)に基づいて決め、乾球温度と湿球温度が大きく変化する時期には、1日に2〜3度計測して設定し直すこと。 右の熱風温度調整表を使って調整しましょう。
10-3-2.熱風量の計算と調整
風量の調整も粗揉機と同じでいいですか?
基本は同じです。まず、中揉みで乾燥させる水分量を計算して、必要熱風量を計算します。
MW,MW-FA制御盤
熱風量は、中揉み工程中に変えるのですか?
前半は強く、乾燥するに従って弱くします。機種によって2〜5段階に制御できるようになっていますから、可能な範囲で調整をしましょう。
つづいて『揉み手の回転数、底竹との間隔調整』です。 |
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