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カワサキ機工
黎明期
カワサキ機工が今日への道を拓いた明治後期。それは牧ノ原の開拓が進み、外国への輸出も急増して、お茶の生産量が急激に伸びた時代。そして、この需要の高まりは生産性の向上をも促す結果となりました。当時、創業者は「八木式粗揉機」を開発した八木家より特許権を譲り受け、生産をスタート。ちなみにこの「八木式」の名は開発者の遺志を継ぎ、昭和期まで長きにわたり親しまれることになります。創業者にとって明治は曙の時代。研究・試作を繰り返し、世に確かな芽の息吹きを伝える事業開拓のときでありました。
粗揉機の発売広告(明治41年)上記広告より
特許八木式製茶機械発売広告
製茶は吾が国産の重要の地位を占め其の盛衰は直ちに国運の盛衰に影響す。斯業発達の為に尽し小にしては一身の産を興し、大にしては国運を隆盛ならしめんことは、国民たるものの須臾も忘却すべからざる所也。而して今や当局者及び民間有志の尽力によりて、茶樹の培養販路の拡張等には、遺憾なく其の手を延ばされたれども、残る大問題は物価工賃の騰貴せる今日に於て簡便なる製造法也。是に応せんが為に吾が八木式製茶機は発明されたり。
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お茶街道文化会
主催:カワサキ機工株式会社