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カワサキ機工
助走期
価格表(大正7年)
当社に現存する定価表中最も古いもので、大正7年発行。
実物はB5版1ページのものです。
(三重県・野崎加造氏提供)
大正期を迎えても、製茶の輸出需要は相変わらずの上昇気運。農村における機械化も製茶が先陣をきる形で進められ、生産効率もグンと向上しました。しかし、その反面、需要急増による「つくれば売れる」感の高まり、労働力の削減などによって品質そのものは下降線をたどる結果となり、やがて海外での信用も失ってしまいます。急ぎすぎた機械化による使用方法の不徹底も品質降下の一因でした。それは機械メーカーとして機械技術にとどまらない、「おいしいお茶づくり」への責任を感じた時代でもありました。
製茶機カタログ(大正12年頃)
大正年代の総合カタログで、大正12年頃のものと思われます。
内容は製茶機械使用法と葉打粗揉再乾機、揉捻機、仕上機の紹介ならびに製茶機械設計表。
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お茶街道文化会
主催:カワサキ機工株式会社