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茶の大文字






粟ヶ岳

自然散策に絶好のピクニックゾーン

サクラの名所として知られる粟ヶ岳は、標高532m。ふもとから歩いて登ると約1時間、四季美しい景観をひろげる自然散策路となっています。春先にはワラビやゼンマイなどの山菜狩りも楽しめます。山頂付近にはアスレチックや遊戯施設が配置された広場も設けられていて、ご家族でのハイキングにもおすすめ。頂上の展望台からは、牧ノ原台地や大井川はもとより、遠くは富士山や南アルプス、伊豆連山、さらに太平洋までのパノラマを満喫することができます。








無間の鐘 (社)中部建設協会発行「東海道小夜の中山」より

あなたは地獄の誘惑に負けない?

「無間の鐘」伝説とは、この鐘をつくと、現世では長者になって裕福に暮らせるけれど、死後、無間地獄におちて、絶え間ない責め苦にさいなまれるというもの。すべての食事が蛭(ヒル)に変わると伝えられています。いまが満ち足りていれば、後はかまわないという風潮は、現代だけのものではないのですね。粟ヶ岳の山頂近くの原生林の中には、この「無間の鐘」が投げ込まれたという井戸跡が残され、遠州七不思議のひとつに数えられています。








茶の大文字

京の大文字になぞらえた「茶」の大文字。

新幹線や東海道線で大井川をわたるあたり、北西の方角に見えてくる「茶」の大文字。これは東山区の共有財産である粟ヶ岳の南東斜面に、「何か地元のみんなが心を一つにできるようなモニュメントをつくりたい」という話が発端で生まれたものだそうです。昭和22年〜23年ころ、当初は松で描かれましたが、松喰い虫にやられ、後に虫害に強いヒノキでつくりなおされました。それでも、20年の歴史を伝える町の記念碑のひとつなのです。




お茶街道昔ばなし「無間の鐘」

 

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主催:カワサキ機工株式会社