11月号 2.栽培方法と地上部の栽培管理
-地上部の管理技術を評価します- |
●11-2-1.栽培方法 栽培方法では、畦間、畦幅、畦の高さ、樹型を評価します。これらは主に茶園の作業性について評価する項目で、畦幅などは造成時に決めたら変えられません。今造成を検討している方も機械化を見越した茶園づくりが必要です。
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●11-2-2.栽培管理(地上部) 栽培管理は、耕うん・整枝・病害虫等について高いウェイトで評価されます。(耕うんは次ページの地下部で説明します。) |
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病害虫の被害痕跡も評価の対象となります。しかし、過剰な薬剤散布も問題ですから、生産にそれほど影響を与えない発生率であれば減点しません。病気では、炭そ病、輪斑病、新梢枯死症、もち病など。害虫では、最近はクワシロカイガラムシ、ハマキムシ類の被害が多く、カンザワハダニ、チャノキイロアザミウマ、チャノミドリヒメヨコバイなどが見られます。また静岡県では、最近ホコリダニが部分的に増えているように見受けられます。 適期を捕らえて防除を行えば、散布回数を増やさなくても効果は得られます。それが防除のテクニックですから、体験を重ねて高い技術を身に付けましょう。茶園をよく観察して適期をつかむことが大切です。発生予察情報に注意し、ケナガカブリダニなどの天敵を保護するなど環境保全型の管理を行いましょう。 |
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11月号もくじ |11-1:共進会 成木の部|11-2:栽培方法と地上部|11-3:土づくり|11-4:根の生育と葉相|11-5:生育状況|11-6:幼木園審査幼木の部| |
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お茶街道文化会
主催:カワサキ機工株式会社
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