3月号
7.[改植] 幼木の植え付け
-自然なかたちに植えるのがコツ- |
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
苗を選ぶ(普通苗の場合) 普通苗を植え付ける場合は、二年生(1年6ヶ月・60〜80cm)の苗を植えます。苗を入手するとき、着葉量が多く裾の方にも葉が付いていて、茎が太く、根量が多く、木化根が2〜3本あって根が30cmくらい伸びた良い苗を選ぶこと。植え付け後の剪定をした後に、葉がしっかり残る苗を選びましょう。 準備するもの 移植ゴテ、剪定はさみ、潅水用具、敷き草(ワラ)、ビニルフィルム(マルチ) 保管と輸送の注意 苗木を風当たり、日当たりのよい所に放置しないこと。活着が悪くなるのを防ぐために、仮植えしておくか、濡れゴモで包んでおきます。また、茶園への輸送時には、風で水分が蒸散するのを防ぐために仮剪定をしておきます。 |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
定植時の剪定方法は「頂芽優勢」といい、強い枝を切ることで良い側芽を出します。地表面から15cmくらいの高さを目安に、10枚以上の葉を残すように剪定します。
|
||||||||||||||||
木村塾TOP |3-1:寒害 |3-2:判断と処置|3-3:防霜対策|3-4:凍霜害|3-5:ハダニ|3-6:春整枝|3-7:幼木植付| |
お気軽にご意見ご感想をお寄せください。
お茶街道文化会
主催:カワサキ機工株式会社
ochakaido@ochakaido.com