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女の子たちは、お茶を選ぶ理由に「甘くないから」「ノンカロリーだから」といいます。
さてさて、お茶のどんなところに女の子にもてるワザがあるのでしょうか?
お茶と美容の関係を詳しくさぐる――今回は「お茶で美人になる?」がテーマです。
■お茶に含まれているビタミンC
肌に弾力を与え、水分の減少を防ぎ、メラニン色素の生成を抑制するビタミンC。一日に必要なビタミンCは50mgですが、これがなかなか摂れないもの。そこでご注目いただきたいのが、緑茶のビタミンCです。レモン果汁10cc分のビタミンCが、緑茶なら2〜5gのお茶(浸出液)に含まれています。しかも、緑茶ビタミンCは、比較的熱に強く、保存にすぐれていて、しかも合成されたものではない自然の産物。お茶を飲むことは、からだの内側からキレイになる美容の習慣なのです。 |
■食前に濃いお茶を飲むダイエットお茶はもちろんノンカロリー。そのうえ緑茶に含まれるカテキンには、糖分や脂質の代謝を促進し、カロリーの消化を助け、悪玉コレステロールを分解する働きがあります。食事をとる前に濃いお茶を飲むことで、カテキンが胃の壁に膜をつくり、カロリーの吸収を抑えることができるのです。それから、お茶に含まれるタンニンは腸の働きを活発にするので、便秘でお悩みの方にはさらにGOOD。お茶の中でもビタミンC、タンニン、カフェインをあわせ持つ緑茶は、ダイエットに欠かせない飲み物です。
■お茶の渋みがダイエットの味方をするごはん、パン、ケーキ、スナック菓子などの嗜好品は、デンプンや砂糖が主成分。これらの成分は、小腸でアミラーゼのはたらきでブドウ糖に分解されて体内にグリコーゲンや脂肪として蓄えられます。これが、コワイ。
ここで働くのが、お茶の渋み成分である「カテキン」。デンプンや砂糖がブドウ糖に分解されるのを防ぐのです。しかも、普通の食事には影響しないので、やせたり食欲がなくなったりすることはなく、余分なデンプンを外に出す働きをするから便秘にも良いという、じつに身体によい成分であることが確認されています。ラットへのカテキン投与実験結果
●投与したラット=ブドウ糖濃度 100mg以下
●投与しないラット=ブドウ糖濃度 200mg※三井農林食品総合研究所が発表された研究結果を参考
■ストレスは美容の大敵!緑茶でリラックス。
『一期一会』と言われるように、飲むだけではなくお茶をいれるゆったりとした時間や一緒に飲む人への「おもてなし」の心も、お茶を楽しむ大切な要素です。お茶をいれるのに「お作法」に縛られることはないけれど、茶器を選んだり、茶わんを温めたり、お茶が抽出されるのを待つ…など、お茶をいれるプロセスも味わいのうち。そんな細やかな気配りが、あわただしい日々の中で心もからだもリラックスするぜいたくな時間をつくりだします。 また、お茶を飲むとα波の出る頻度が増えるともいわれており、ゆっくりとお茶を飲みながらおしゃべりをする心のゆとりが、きれいになる秘訣かもしれません。 |
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お茶街道文化会
主催:カワサキ機工株式会社